「守・破・離」
2016年09月13日
羽津中学1年生の学年通信のタイトルは「守・破・離」です。
この言葉の語源は諸説ありますが、やはり茶道を極めた千利休が有名でしょう。
はじめは、とにかく基本を守り反復練習をする。スポーツ選手、料理人、職人さんでもすべて「守」からスタートです。
つまり、ここが原点です。次に、型ができてからは「破」の段階です。破ったことで一時的に上の人からの批判を受けることが
あるかもしれませ。でも、徐々に自分なりのやり方を見出してくることができます。
最後は「離」です。文字通り既存のものから離れ、独自の境地を切り開く。ここまでのレベルに達した人達が一流と呼ばれる
人なのでしょう。
「守り尽くして、破るとも、離るるとも『本』ぞ忘るな」 基礎学力をしっかりと身に付け、さらに高度な知識を習得するための準備を
すべき時期の子ども達にピッタリのタイトルだと感じます。
スタディー羽津校 門馬