「天災は忘れたころに・・・?」
2016年10月11日
物理学者で夏目漱石の門下生でもあった寺田寅彦は「天災は忘れたころにやって来る」という有名な言葉を残しました。
ところが、先週の阿蘇山の爆発的な噴火やハイチのハリケーン『マシュー』のよる甚大な被害など、こう頻繁に天災が発生すると
寺田氏の格言はひと昔前の話だと感じざるを得なくなります。
実は入試問題でも環境問題に関する事柄が近年多く見られます。夏期講習(中学3年生)の英語の長文ではツバル(オセアニア
州の国、南太平洋のエリス諸島の位置する島国)が地球温暖化による海面上昇が原因で、海の下に沈んでしまうという話題を
扱いました。その中で、現地の方が「私たちは環境に対して何も悪いことをしていないのに、遠く離れた先進国のせいでどうして
こんなひどい目に合わなければならないのか」と話す場面があったのですが、本当に気の毒としか言いようがありません。
私自身も、使わない電気はこまめに消す、エコドライブを心掛ける、買い物に行く時はマイバッグを持参するなど、とても些細な
事ですが自分の出来る行動に取り組んでいます。
スタディー羽津校 門馬