友愛数

先日、何年かぶりにある映画を観ました。
その中で出てくる「友愛数」という言葉。
数学に詳しい人なら知っていると思いますが、とても不思議な数の組み合わせです。
それは、「ある一組の数のその数自身を除いた約数の和がお互いに他方と等しくなる数」のことです。
その有名な例が220と284。
220：1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110 = 284
284：1+2+4+71+142 = 220
見事です。
これらは、有名な数学者フェルマーやオイラーらによって発見されましたが、現在ではかなり多くの友愛数
が発見されています。
数学の世界には、みなさんの知らない興味深いことがたくさんあります。
学校の勉強だけでなく、いろんな事に興味を持てば、数学もきっと好きになると思いますよ！
〔左：フェルマー　右：オイラー〕

スタディー四日市駅前校　中川