「インプット学習とアウトプット学習」
2017年06月15日
インプット学習とは、今の学校教育で行われている学習スタイルです。
先生が前にいて、板書をノートに写し、説明を聞いていさえすれば、たとえ授業時間の
大部分をボッーとして過ごしていたとしても成立するものです。
なんとなく授業を受けたイコール勉強したという気になってしまうのが恐ろしい点です。
よって本当はあまり内容を理解していないのに「分かったフリ」をして先に進んでしまった
子たちも少なからずいると思います。実際、中学生になってから入塾してくれた生徒の中には
小学5、6年生で履修したはずの単元がよく分かっていない子もいます。
そこで私が、日頃から心掛けているのがアウトプット学習です。十分な問題演習なしに
学習内容の定着はあり得ません。それゆえ私は説明は必要最小限にとどめ生徒たちに
自ら問題を解いてもらうことに重点を置いています。その過程でどうしても分からない問題が出てきた
出てきた場合、まずヒントを与え、どのように考えればよいのかをコーチします。
答えをすぐに教えてしまっては自力で取り組もうという姿勢はいつまでたっても身に付きません。
さらに最悪のケースなのは、子どもたちに強い依存心を持たせてしまうことなのです。
スタディー羽津校 門馬