小学生のうちから勉強を習慣化するには?子供のタイプ別にみた勉強時間の設定方法。
2019年10月01日
子供に合わせた勉強時間を設定することで、勉強は習慣化が可能です
勉強を習慣化させる
小学生のうちに、勉強の習慣をつけておくことは、将来的にも非常に役に立ちます。そのため多くの人が勉強の習慣をつけさせようとしますが、子供のタイプに合わせたやり方をしないと、なかなか成功は難しいものです。
好奇心旺盛型
チャレンジ精神旺盛な好奇心旺盛型は、新しいことを始めるのは好きなのですが飽きっぽいというのが困ったところです。そのため、このタイプは勉強をしないわけではないのですが、習慣化させるのが難しくなります。どうしても新しいことに気を取られがちなので、「遊びに行く前に必ず勉強」をさせようとすると続かない傾向もあります。一通り好きなことをして、夜の8時から9時は勉強の時間、という風に決め、勉強の内容も短い周期で達成感を味わえるものにしたほうが飽きにくくなります。
スケジュール履行型
決めたスケジュールを履行することで安心するタイプです。このタイプは習慣化がしやすいので、学校から帰ったら宿題とドリルをやってから遊びに行く、という風にルールを決めておけばスムーズにそれを続けることができます。その一方で、突発的なことでペースが崩れることを嫌うので、何らかのトラブルでできなかったときは夜のこの時間にする、といった別プランを用意しておくか、余裕を持ったスケジュールにしておくことも大切です。
承認欲求充足型
承認欲求が強く、褒めてもらうと頑張れるタイプです。このタイプは、親がいる時間帯に、親の目が届くところで勉強して、「よく頑張ったね」と褒めることでより成果が上がりますし、やる気も増します。勉強の習慣もつけやすいのですが、成長するにつれて一人で勉強するようになるとその欲求が満たされなくて不安に陥ることもあります。「勉強すること」を褒めて習慣が身についたら、徐々に勉強の成果について褒めることにより自分で効率を追求できるようにしたいものです。ただし、この時に成果が出ないと本人が不安になることも多いので、あくまで勉強を頑張っていることは認めてやるようにしましょう。
まとめ
将来的なことを考えると、小学生のうちに勉強の習慣を身につけることは大切です。しかし、子供のタイプに合わせた勉強時間を設定しないと、続かないことも多いので、好奇心旺盛で継続が難しい子供は落ち着ける時間帯に勉強時間を設定したり、親が見ていたほうが頑張れる子どもは親の手が空く時間に一緒に勉強時間をとるなどの工夫をしていくとよいでしょう。