実力テストと定期テストはどう違う?それぞれのテスト対策方法5つ
2020年02月01日
試験の範囲と成績への反映が大きな違いです
定期テストと実力テスト
中学校や高校では、定期テストと実力テストが行われます。この二つのテスト、どちらが重要で、どう違うのかがわかっていないと、事前の対策ができません。定期テストと実力テストはどう違うのでしょうか
定期テストとは
定期テストとは、その名の通り定期的に行われるテストで、3学期制の学校の場合は、1学期中間テスト・期末テスト・2学期中間テスト・期末テスト・学年末テスト(3学期)の5回にわたって行われるのが一般的です。試験範囲は前回のテストの後からその定期テストまでに習ったところで、それ以外の範囲から出題されることはありません。点数は内申点に反映されます。
対策1.普段の勉強をしっかり
定期テストは、学校で習った内容からしか出題されません。そのため、最も良いのは普段の授業をしっかり受けて、その内容をきちんと覚えておくことです。そうすれば試験前に慌てることもありません。
対策2.範囲内を徹底する
前回の定期テストからその定期テストまでに習ったことが、基本的には範囲になります。そうなると、だいたい2ヵ月間程度で習ったことが範囲となるので、決して多いとはいえません。範囲が決まっていない受験に比べれば、出題される内容が分かっている定期テストは対策しやすいといえるでしょう。
対策3.先生の傾向を考える
定期テストを作るのは、普段授業を習っている先生です。いつも同じ先生が作るため、傾向が現れやすいともいえます。また、授業中に「ここ出るぞー」という先生も多く、本当に出るかどうかはわかりませんがそういった箇所はチェックしておくとよいでしょう。
実力テストとは
実力テストとは、学校によって異なりますが、年数回行われるテストで、出題範囲はありません。その時点での自分の学力を計ることができるのが特徴で、その点では受験と同じような内容になるため、合格の確率などを見るときは、実力テストで考えます。多くの学校では内申点には組み込まれませんが、稀に内申点に影響する学校もあります。
実力テスト対策1.定期テストをしっかり
実力テストは範囲の決まっていないテストです。これまでに習った内容ではありますが、範囲が広いので絞り込んで勉強をすることができません。実力をつけるために、普段の定期テスト対策をしっかり行って、きちんと身につけておきましょう。定期テスト対策にもなって一石二鳥です。
実力テスト対策2.苦手分野を潰す
苦手分野がある場合は、その部分を重点的に勉強するのも一つの方法です。そこが出題されるかはわかりませんが、長い目で見ると受験までに苦手分野は潰しておきたいところですから、この機会に対策しておくとよいでしょう。
まとめ
定期テストと実力テストは、全く違うテストです。しかし、学校で習ったことを定期テストでしっかり定着させておけば、実力テストは自然と点が取れるというのも事実でしょう。まずは日々習ったことをその都度修得していく習慣が大切です。