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勉強よりも...

毎年の事ながら3月は塾業界にとって大変慌ただしい月である。
 まず、塾として最重要と位置づけている県立高校の入試が12日にある。
中3生は受験勉強の集大成をその日に発揮しなければならない。
緊張はするだろうが、準備は万全だ。精神的にもかなり鍛えてきた。
あとは、当日の試験を「楽しむ」くらいの気構えで臨んでくれれば結果は自ずと出るはずだ。
 結果は1週間後に各高校において合格者の受験番号の掲示によって発表される。
我々も生徒たちに紛れて手分けして各高校へ発表を見に行くのだが、
その時の緊張感は何年やっていても変わらないものがある。
校門に入っていくと、自分の番号を発見した生徒たちが歓声を上げたり、
抱き合って喜んだりしている。
その中でも私を見つけた塾生が駆け寄ってきて「先生、合格したよ!」
という報告を受けたときは、まさに感無量である。
今年もたくさんの「吉報」を受けることを楽しみにしている。
 中学3年生が卒業すると、スタディーグループ(秀英塾・スタディー)では新年度をスタートさせる。
今年度は3月16日から新学年としてスタートさせるので、
生徒たちは学校より半月ほど早く進級することになる。
この半月を利用して、現在の中学2年生には受験生としての意識を少しずつ芽生えさせ、
現中学1年生には2年後に訪れる高校受験という存在を認識させ、
学校の始業式を迎えさせたい。
 
 また、新中学1年生は生活リズムを小学生スタイルから
中学生スタイルへ変えなくてはいけないから最も大変である。
今までは、塾の時間も夕方に授業があり、
帰って夕食を食べ、お風呂に入り、少しくつろいで寝る。
といった生活リズムだったと思う。
しかし、中学生になると学校のクラブ活動が始まり、
熱心なクラブだと夕方遅くまで活動している。
クラブ活動は「熱心に真剣にそして一生懸命に取り組むべし」とういう私のポリシーもあり、
当塾では中学1年生の授業開始時間を午後7時30分からとしている。
授業終了が午後9時30分であるから、
今までならそろそろ寝る時間という時間に塾が終わるのである。
 よくご父兄から「中学に入ったら授業について行けるかが心配で・・・」と相談を受けるが、
新中学1年生にとっては、勉強が難しくなる事よりも、
むしろ生活環境や生活リズムの変化にいかに早く対応し、
順応させるかがポイントになるのである。
なぜ、当塾が半月早く中学1年生としてスタートさせるかは
実はこの新しい生活リズムへの適応をいち早く実行したいからである。
 新学年を迎えるまでのこの時期をどのように過ごすかが、
新学年のスタートダッシュへとつながる。
この時期に一度、勉強面だけではなく生活面や精神面を
親子で話し合ってみるのも必要なことであろう。

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