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スタディー流 歴史暗記法

暗記科目の筆頭教科といえば歴史。
歴史が苦手だ、というみなさんの多くは「自分には記憶力がないから」と考えてはいませんか。
それは大きな間違いです。
「記憶力」が足りないなどということは、まず、めったにありません。
その証拠に、みなさん「友だちの顔を忘れてしまった」「家に帰る道を忘れてしまった」などの経験はさすがにないはずです。
それは、「繰り返し記憶したから」これが第一の理由です。
第二に「目で覚えたから」なのです。
では、歴史も「繰り返し」「目で覚える」を実践したら暗記できるのでしょうか。
答えはYESです。
しかし、教科書を何度も読んでマーカーを引いて繰り返し暗記する。
この忍耐力の必要な作業を果たしてどこまでやれるか・・・
もう少し効率的にできないものか。
映画・ドラマ・マンガなどの視覚に訴えかけるものは有効なのでは、と考えられます。
これらはどれも記憶という点においては威力を発揮しますが、ごく限られた時代や人物をクローズアップされているので、通史という点で歴史的つながりが理解できないとう弱点があります。
 そこで、今回ご紹介する学習法は、歴史上のできごとの「原因と結果」の関係を、自作の図にまとめることです。
この方法は「メモリーツリー」や「マインドマップ」などの名で紹介されてもいます。
この方法のキーワードは「原因と結果」「図にする」「自分で書いてまとめる」の三つです。
では、次の語群を見てください。
織田信長の政治・
楽市楽座・安土城の城下町・
商工業の発展・
誰が何を売ってもよい・
市場の税を免除
これらの言葉をそのままでおぼえこむのはたいへんです。
でも、次のようにまとめたらどうでしょう。
①信長…天下統一の野望を持つ
 …お金が必要…武器や兵士に
②楽市楽座…商工業の発展を狙う
 …町が発展、領土が豊かに
 楽市…市場の税を免除
 楽座…誰が何を売ってもよい
 商人が喜んで、安土に集まる
③安土城の城下町
 …滋賀県・琵琶湖のそば
 都に近くたくさんの人が通る
 これらを、次のポイントを踏ま
えて図にしてみました。
nobunaga jpg
 ・イラストをどんどん描く
 ・自分の言葉で説明したメモを加える
 ・原因と結果を矢印でむすぶ
図の描き方に決まりはないので、まずは自由にやってみましょう。
(他人が作ったものではダメです。必ず自分で作成すること!)
 これ、実はあなた自作の、自分専用の参考書です。
見直しては書き加えたり、大事なところにマークしたり、どんどんいじってください。
そのたびに記憶が強くなります。楽しんでおぼえる。一番いい方法ですよね。
 つまり、暗記に有効な手段とは《分かりやすく目に見えるようにする》ということなのです。
 ぜひ、実践してみてください。

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