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教科書が変わる!①

来年は、いよいよ中学校の教科書改訂の年度に当たります。今回の教科書改訂は、新学習指導要領によるもので、前回の改訂(ゆとり教育)とは、うって変わって「学力向上推進」(みのり教育)を前面に押し出した教科書になります。
 今回改訂される教科書は、ページ数が大幅にアップし、難易度も全体的に高くなっているのが特徴です。学校の授業時間も主要5教科にかける時間数が最大23%も増加するとのことですので、まさに、大変革と言えます。
 では、どのように変わるのかを教科別、学年別にみていきます。
 まずは英語です。英語は、全学年とも教科書ページ数は一律20%増加します。授業時間数は現在の1.3倍となります。
 次に数学です。教科書ページ数については中1が1.5倍、中2が1.1倍、中3が1.5倍と中1と中3の増加量には目を見張るものがあります。しかし、これだけページ数が増加されるのに、授業時間数は1.2倍だそうですので、今以上にスピードアップが図られそうです。
 国語は、全学年とも教科書ページ数、授業時間数ともに10%強の増加で済みそうです。現在でも教科書の全範囲を履修していない現状を踏まえれば、これくらいの増加であればさほど影響はないでしょう。
 理科は、現在の1分野・2分野のい上・下という教科書ではなく、各学年別教科書に変更されます。全学年の総ページ数、授業時間数ともに約1.3倍になります。
 最後に社会ですが、地理の履修範囲が大きく増加します。授業時間数は1.2倍です。
 このように、かなりのボリュームアップになります。スタディーとしては万全の対策をもってこの改訂に対応します。
 次回はさらに各教科の履修ポイントを詳しくみていきます。

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