スタディーBLOG

羽津校

色あせない作品

小学四年生の国語のテキスト(光村図書)に『ごんぎつね』が登場します。
授業の前に本文を読んでいると、ふと、久々に新美南吉の他の作品も読んでみたくなり
『新美南吉 童話集』を購入し何十年ぶりかで読み返しました。
どの作品も懐かしく、また新鮮にも感じることができましたが、やはり『手袋を買いに』がいちばん印象深く、再び感銘を受けました。
ラストシーンで子狐は、母狐との約束を破ってしまい出し手はいけない方の手(狐の手)を人間に見せてしまったこと。
でも、ひどい目に合わせられることなく、ちゃんと手袋を店の主人が売ってくれたことを告白します。
それを聞いた母狐は、「ほんとうに人間はいいものかしら…」と繰り返します。そのつぶやきは、テロ・地域紛争そして人種の違い
による争いなどがはびこる今の世の中を鑑みると、とても切実に心に響いてきます。
文学に限らず、音楽・美術また演劇についても同様、どれだけ年月を経ても決して色あせることがない作品。
それが本物といわれるものだと思います。
スタディー羽津校 門馬

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