スタディーBLOG

羽津校

「教」と「育」

以前、料理の鉄人と称される人が、「どれだけ丁寧にレシピを作ってあげても、志のないものはいつまでたって
も育たない」と言っていたのを今でも鮮明に覚えています。
教育と一言で表しますが「教える」と「育てる」のふたつはかなり性質が違うものです。サル・ゴリラ・チンパンジー
の教育には、例えば赤ん坊が毒のある植物を食べようとすると母親が手で制し、とりあげることはありますが
「これを食べなさい」と積極的に教えることはありません。彼らの教育の根本は自分で食べ物を得る能力、危険
なものの認知とそれから逃れる方法、社会性の獲得など独立して生きていくために必要な事柄を身に付けると
いうことなのです。人間の世界でもイヌイット、そして映画で話題となったアフリカのブッシュマンなどの狩猟民族
における教育原理も小さい時から独立心を養い、将来ひとりで生きていく術を学ぶということです。
翻って現代の日本に目を向けてみると、教育の「教」の部分に重点を置きすぎている気がしてなりません。
至れり尽くせりで育てられた子どもは、それが当たり前のようになってしまい、自ら考え何かを学び取ろうという
姿勢に欠けてしまっているように思います。
スタディー羽津校 門馬

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