「突き詰めれば」
2017年04月11日
いま、難関と言われる大学以外の学力に関する現実はかなり厳しいようです。
とくに私立では学力検査のないAO・推薦入試で入学する学生が5割を超えています。
中学、高校の学力水準をクリアしているか試される機会がないままの出発となるため
初年度教育なので高校以下の学習をする大学も珍しくないそうです。
このような事態になぜ陥っているのかを突き詰めて考えると、私は小学校教育が大きなカギを
握っていると思います。例えば小学5年生で習う百分率が分からなければ、中学校で出てくる
濃度の問題は解けないですし、平行四辺形の性質をきちんと身に付けていないと等積変形の
考え方を理解することは困難です。そして中学でチンプンカンプンだった単元をそのままにして
高校に進めばさらに状況は悪化するばかりです。なぜなら勉強というものは新年度、ゼロからの
スタートではなく、すべてが繋がっているからです。そして何より学習習慣は小学生のうちに付け
させてあげるべきです。
学習や学力について少しでも気になる点があれば
ぜひスタディーにご相談下さい。
誠心誠意対応させていただきます。
スタディー羽津校 門馬