「門前の小僧、習わぬ経を読む」
2017年06月28日
お寺の門の近くに住んでいる子どもたちは、毎日のようにお寺の僧侶たちが読む
お経を耳にしているので習ってもいない般若心経をいつの間にか暗唱することが
出来るようになっているということから生まれた故事成語です。
特に子どもは物事を吸収する能力に長けているので周りの環境から受ける影響は
大人とは比べものにならないほど強いのかもしれません。
また同じ意味で「智者のほとりの習わぬ経を読む」という表現もあります。
「類は友を呼ぶ」「智者の敵となるとも、愚者の友とはなるべからず」などの
ことわざにもあるように自分の周りのいる人から受ける影響は大きいと感じます。
スタディー羽津校 門馬