~スタディー四日市駅前校~ ★お盆特別企画⑥★
2023年08月18日
こんにちは。
スタディーの中川です。
今日から授業のスタートする校舎もありますが、四日
市駅前校と山手校は明日から授業再開です。
後半の授業に向けて準備も完了しました。
また子供たちの元気な顔が見られるのが楽しみです。
さて、今日も「英語教育」についてです。
【中学校の授業】
中学校では2021年から新しい英語教育が始まりました。
これまで1200語だった習得語彙数が1600~1800語へ
と大幅に増え、今まで高校で習っていた「仮定法」や
「原型不定詞」なども中学校で学習します。また「読
む・聞く」に加えて「話す・書く」にも力を入れ、あ
る話題について情報や考えを伝え合ったり、自分の関
心のある事柄について即興で話したり、さらにはスピ
ーチも行います。そして基本的には全ての英語授業が
「オールイングリッシュ」で行われるようになるので
すが、現状はなかなか難しいようです。
このように、より対話的なコミュニケーションを重視
することで、いわゆる「使える英語」を磨いていくの
です。
【高校の授業】
高校でも2022年の春から新しくスタートし、「オール
イングリッシュ」の授業になりました。学校によって
は既に行われているところもありますが、全ての高校
で取り入れられます。また小・中学校と違い、卒業ま
でに将来使える英語を習得するために、プレゼンテー
ションやディスカッション、ディベートなど自分の考
えを発信するスタイルが中心で、より幅広いテーマで
行われます。英語を話せるようになることが目標では
なく、英語を使って何ができるのかが今後求められる
ようになってきます。
もちろん大学入試にも対応できるよう「4技能」を目
的に応じて使えるようになることも必要です。
大学入学共通テストに導入される予定だった英語民間
試験の導入が見直されましたが、民間の英語試験は、
共通テスト以外の大学入試では多く利用され、さらに
資格としてはこれからも有利であることに変わりはあ
りません。また英検は来年度(2024年度)から3級以
上の設問がリニューアルされ、より4技能に対応した
問題になる予定です。さらに英検だけでなくTOEICな
ども重要視されつつあります。
これら全ての変革が、子どもたちの明るい未来につな
がることを期待します。
お盆特別企画全6回、いかがでしたでしょうか。
また機会があれば、このような企画を行いたいと思って
います。
最後までご一読いただき、ありがとうございました。
写真はイメージです