公立高校の前期選抜・スポーツ特別枠選抜の願書受付開始。検査や選抜方法について教えてください。
2020年01月01日
公立高校の入試の出願や選抜試験は地域によって日程が違うので注意が必要です。
三重県の公立高校入試
三重県では、前期選抜・スポーツ特別枠選抜・後期選抜によって公立高校の選抜が行われます。学校によって選抜の内容は異なりますが、日程などは決まっているので、早めにチェックして願書などは準備しておくようにしましょう。
前期選抜について
前期選抜は、いわゆる推薦入試です。高校が事前に公表する「学校の特色」や「選抜において重視する要件」に基づいて、独自の選抜を行います。必要になるのは、自己推薦書と調査書で、内申点は基本的に1~3年生の成績が反映されますが、高校やコースによってある程度傾斜配点はあります。こうした調査書と、高校が実施する検査の結果で合否を判定するものです。一般入試よりも早い時期に行われ、令和2年度は願書の提出が1月20~30日、選抜試験が2月6、7日、合格通知は2月14日になります。前期試験は出願時に入学確約書を提出することになっていて、合格すると後期選抜を受験することはできません。
スポーツ特別枠選抜について
スポーツ特別枠は、強化指定運動部がある高校の中から希望する学校のみが行う選抜で、すべての学校、スポーツで行われているものではありません。出願や選抜の日程は前期選抜と同じで、試験内容は学校によって異なります。こちらも、合格した場合は後期選抜に出願することはできません。必ずその高校に通うことになるので、気をつけましょう。
前期選抜・スポーツ特別枠選抜を出願するときの注意
前期選抜、スポーツ特別枠選抜などのいわゆる推薦入試の場合は、合格すると必ずその高校に通うことになります。後期の出願はできません。不合格となった場合は、後期選抜に出願して、選抜試験を受けることができるので、不合格になった場合の出願先なども考えておきましょう。推薦入試は中学校の推薦が必要になりますので、必ず早めに先生と相談して、出願先を決め、手続きを行うようにしましょう。
まとめ
三重県では、公立高校の入試は前期選抜とスポーツ特別枠選抜といういわゆる推薦入試が行われています。内申点などの配分が大きい一方で、筆記試験の内容などは学校によって異なります。日程は一律ですが、後期日程よりも早く、1月末に出願が行われるので、間違えないように気をつけましょう。