通信教育やオンデマンド授業のメリットとデメリットについて教えてください。
2020年03月01日
時間や場所の制約がない一方で、時間の管理が難しいという面もあります。
通信教育やオンデマンド教育とは
決まった時間に教室にかよって勉強する塾とは別に、通信教育やオンデマンド教育という方法もあります。これは、郵便やインターネットを使って授業を受けたり問題や解答・解説の受け渡しをする方法で、メリット・デメリットがあるので自分に合った方法を選ぶことが大切でしょう。
通信教育・オンデマンド教育のメリット
時間に融通が利く
通信教育やオンデマンド教育のメリットのひとつは、時間に融通が利くということでしょう。部活などで塾に通う時間が取れないという場合でも、空いた時間に勉強することができます。自分のペースで勉強したいという子どもにも合っているので、その点で選ばれることも少なくありません。
遠方に住んでいても受講できる
住んでいる地域によっては近くに塾がないということもあります。その場合でも通信教育やオンデマンド教育ならば、都市部と同じ授業を受けることができるのもメリットです。通学にかかる時間も不要ですし、送迎の必要もないので時間の節約にもなります。
高度な授業を一律で受けることができる
塾の場合は教室によって講師のクオリティが違う場合もありますが、通信教育やオンデマンド教育であればその心配はありません。優秀な講師の授業を一律で受けることができるので、クオリティの面でも安心です。
通信教育・オンデマンド教育のデメリット
時間管理が困難
自分の好きな時に勉強できるということは、自分で管理しないとしっかり勉強時間が確保できないということです。通信教育やオンデマンド教育をやめるケースの多くは、「受講していても本人がやらない」というもの。自分にとって必要だからしっかり時間管理をして勉強しようという意欲がないと続かないのはデメリットです。
質問がしづらい
メールや電話で質問ができるシステムを取っている業者が多いものの、やはりすぐに質問できる塾に比べると質問がしづらいというのは否めません。また、質問をするのに手間がかかるぶん、質問をしない子は全くしないということになりかねないのも難しいところです。
まとめ
通信教育やオンデマンド教育にはそれぞれメリット・デメリットがあります。子どもによって、合っているかどうかが別れる勉強法ですので、その子にとって良い勉強法かどうかをよく考えてから受講するとよいでしょう。