新高校1年生の塾。苦手科目対策か全科目対策か悩む。それぞれのメリット・デメリット。
2020年04月01日
塾の科目をどれだけ選ぶかは、人によって分かれるところです。
塾では苦手科目対策?全教科対策?
多くの塾では科目数を選んで通うことができます。特に大学受験となると、5教科すべて通うという人のほうが少ないかもしれません。もちろん全教科対策としてすべての教科を選択してもいいですし、苦手科目の対策として科目を絞り込んで通うのもよいでしょう。
それぞれメリット・デメリットがあるので、それらをよく考えて通うことが大切です。
苦手科目対策のメリット・デメリット
苦手科目対策のみ塾に通うメリットは、まず費用が安くすむということです。塾によって、科目数で費用が決まる場合もあれば、通う日数で決まる場合もありますが、いずれにしても教科が少なくなると日数も自然と減るので、費用は安くなるでしょう。
また、塾に通う日数や時間が少なくなることで、他のことに使う時間ができるのもメリットです。部活動やアルバイトをしたり、自分で勉強する時間にあてることもできます。
デメリットとしては、苦手科目の克服が難しい場合、塾の効果が実感しにくいという点があります。苦手科目はいくらやっても苦手、という場合は、苦手科目のみの受講では結局総得点が上がらない、ということもあり得ます。
わからないところをしっかり解説してくれる個別授業方式の塾にするか、自分で質問に行くなど、工夫して勉強する必要があるかもしれません。
全教科対策のメリット・デメリット
全教科対策のメリットは、やはりどの教科もしっかり強化できるということでしょう。苦手科目対策をしながら、得意科目をより伸ばすことができるので、得点アップにつながりやすいです。
勉強時間がしっかり確保できるので、自分ではなかなか勉強できない、という人にもおすすめです。
デメリットとしては、費用がそれだけ高くなるということと、放課後の自由な間がかなり減ってしまうということがあります。全教科塾に通うとなると、毎日のように通わなければならない場合もありますから、部活をしたり友人と遊んだりという時間が減ります。青春の大切な次期である高校時代ですから、塾以外の時間を充実させたいというのも当然です。
まとめ
塾に通う場合、全教科通って総合的な学力を伸ばす場合と、苦手教科だけ塾に通って苦手教科の克服を目指す場合があります。どちらもメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。