夏期講習 塾の選び方
2010年07月03日
ようやく期末テストも終わり、中学生・高校生にとっては、ほっと一息といったところでしょうか。
今回の結果を踏まえて、夏休みの家庭学習の方法を考える方も多いのでは?
そこで、今回は夏休みの勉強法について、少し書きたいと思います。
夏休みはおよそ40日間あります。
その期間をうまく使って勉強できれば最高ですね。
では、何をすれば効果的なのか。
もちろん、答えは1学期までの復習をすることです。
以前にも書きましたが、「人間は忘れる生き物」なのです。
何度も何度も繰り返し、学習することで少しずつ脳に定着してゆくのです。
ですから、夏休みのような先に進まなくてもよい期間はじっくりと復習に時間を割くべきなのです。
たまに、「夏期講習にいっても2学期の成績が上がらない。」ということも耳にしますが、
決してそんなことはありません。
2学期に学習する内容の多くは1学期に学習した事を基礎とする単元が多いからです。
しっかりと1学期までの復習をすることが2学期以降の成績につながります。
今このブログを読まれている方は夏期講習をどこの塾にしようかな?
と迷われている方もいらっしゃると思います。
そこで、良心的な塾かどうかを見分ける方法の一つをお教えします。
夏期講習の授業時間に占める講師の説明時間を聞いてみてください。
例えば、3時間の講習時間があり、3教科あったとします。
1教科あたり1時間ですよね。まあ、たいてい休憩が10分程度あるので実質の授業時間が50分。
その50分をどう使うかです。
生徒に問題を解かせる時間が30分、解説が20分ならなかなか良い塾なのではないでしょうか。
中には、40分間問題を解かせ、10分の解答時間。
しかも、ほぼ解答を読み上げるだけ、という塾も存在するようです。
参考になれば、幸いです。