個人塾と大手進学塾のメリットとデメリットについて教えてください。
2019年10月01日
きめ細かい対応のできる個人塾と、ノウハウの蓄積がある大手進学塾にはどちらもメリット・デメリットがあります
個人塾と大手進学塾
塾には、個人経営の小規模な塾と、いくつも教室があるような大手進学塾があります。どちらもメリット・デメリットがあるので、子供に合った塾を選ぶことが大切です。
個人塾のメリット
個人塾のメリットは、ひとりひとりに合わせたきめ細かい授業をしてくれることでしょう。生徒の成績と目標に合わせて指導をしてくれたり、都合が悪い時は日程の変更に応じてくれたりと、臨機応変な対応をしてもらえることも多いです。講師の数は少ないですが、大手進学塾の講師が独立して塾を開くことも多いため、ベテランで実績のある講師が指導をしていることも多いです。
個人塾のデメリット
受験に関する情報収集などの点では、やはり大手の学習塾には劣ります。また、小規模な塾は生徒数も高指数も少ないので、生徒同士や講師との相性が良くないと、ストレスを感じやすくなるでしょう。また、生徒同士で競い合う雰囲気がないので、お互いに競い合い、切磋琢磨するようは雰囲気にはなりません。
大手進学塾のメリット
大手進学塾のメリットは、受験に関する情報やノウハウを大量に持っていることがあげられます。それを活かしてオリジナルのテキストを作成している塾も多く、効率よく必要な学習ができるようにカリキュラムが組まれています。また、同じ目標を持つ同級生がたくさん通っているため、お互いに競い合って成績を高める場合もあるでしょう。自習室などの施設が充実しているところも多いです。
大手進学塾のデメリット
カリキュラムが決まっている場合が多いので、ひとりひとりに合わせたきめ細かい指導を受けるのは難しくなります。学習内容が物足りなかったり、逆について行けないと感じても、どうしようもありません。また、講師の数も多いため、良い講師もいるでしょうが、中には授業が分かりづらい講師がいることもあります。講師のスキルに個人差があることも、大手進学塾のデメリットです。
まとめ
個人塾の場合は、ひとりひとりに合わせたきめ細かい指導を受けることができますが、受験の情報などはどうしても少なくなってしまいます。逆に、大手進学塾は受験情報やノウハウには詳しいのですが、どうしてもカリキュラムに合わせた指導になるので、ひとりひとりの学力に合わせて指導を変える、ということは難しいでしょう。