中学受験をしなくても塾に入る子が多いってホント?小学生から塾へ通うメリット。
2020年03月01日
小学生のうちから塾に通う子どもが多くなっています。
小学生から塾に通うメリット
塾は定期テストが始まって内申書が大切になる中学生からでいい、という人もいるでしょうが、最近は小学生のうちから塾に通う子どもがふえています。小学生から塾に通うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
基礎がしっかり身につく
小学校の勉強は、中学・高校で習うことの基礎となる部分です。進学に成績が必要ないからと軽視しがちですが、小学校の勉強がしっかり身についていないと、中学・高校にいってからの成績の伸びに違いが出てきます。苦手な分野でつまづくことも少なくなりますし、勉強に対する苦手意識を持たないことで、楽しく勉強ができるようになるのも大きなメリットでしょう。
勉強の習慣がつく
小学生にとって大切なのは、勉強の習慣を身に着けることです。小学生だからいいやと思っていても、勉強の習慣が身についていないと中学生・高校生になってから勉強するのが辛く感じてしまいます。小学生の時から塾に通い、塾の宿題をやるなど毎日勉強することが習慣になっていると、自然に勉強ができるので成績が上がるだけでなく、精神的にも負担が少なくすみます。
学校とは違う人間関係
塾に限ったことではなく、他の習い事でもそうなのですが、学校以外の人間関係を築くことができる場を持つのは、子どもにとって大切なことです。そうした場所がないと、子どもの世界が学校だけになってしまい、学校での人間関係がうまくいかなかったときなどに大きなダメージを受けることになります。学校以外の場所に自分の世界を持っていると、そういったときでも気持ちを向ける場所があるため、精神的な安定にも広がります。また、違う学校の子どもや大人と交流を持つことで、子どもの世界は広がりますから人間的な成長にもつながります。
まとめ
小学生にとって、学校の勉強についていくという意味では塾は必ずしも必要とはいえないかもしれませんが、勉強の習慣をつけたり、学校とは違う人間関係を築くという点で塾に通うメリットは大きいです。一方で、時間の制約が大きくて外遊びができなくなったり、通塾の送迎が必要だったり、費用がかかったりというデメリットもあるので、メリット・デメリットのバランスを考えて小学生を塾に通わせるかどうか、どんな塾に通わせるかを検討するとよいでしょう。