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塾講師が教える大学受験2:アウトプット重視の勉強が鍵!暗記が苦手でも効率良く覚える方法5つ

アウトプットを意識することで、自然に記憶が定着します。

 

インプットとアウトプット

勉強にはインプットとアウトプットの二つのやり方があります。インプットとは外から知識を取り入れること。アウトプットは自分の中から知識を取り出すことです。自分の中にとりあえず知識を入れないとアウトプットもできないから、ということで、インプットに偏った勉強をする人がいますが、実はこれではしっかり内容が定着しないため非効率。インプットしたものはすかさずアウトプットすることで、記憶に定着していくのです。

 

アウトプットの方法

口に出して反復する

英文を音読したり、覚えた内容を口に出して反芻したりと、口に出すことはアウトプットのひとつです。目で見て覚えるだけよりも、口に出すことで耳からの情報も入ります。暗記をする上では、口に出すというのは基本の方法です。

 

ノートに書く

覚えたい単語や言葉を、ひたすら紙に書くことで暗記をする人もいます。これもアウトプットのひとつで、書くという作業が加わることで記憶に残りやすくなるのです。もちろんこの時に声に出しながら行うと、さらにアウトプットの効果は高まります。

 

内容をまとめる

先生が黒板に書いたことをノートに書き写すだけではインプットにしかなりませんが、その内容をさらに自分なりにまとめて書き出すという作業はアウトプットのひとつです。そうすることで自分なりに内容についての理解が深まり、自然に覚えやすくなります。

 

人に教える

物事を人に教えることで、その内容についての理解が自分でも定着します。また、教えながら曖昧なところがわかるなど、メリットは大きいです。実際に教えなくても、ひとりで説明しながら勉強をするという方法もあります。

 

演習問題を解く

演習問題を解く際には、覚えたことの中からその情報を引き出すという作業を何度も行いますから、それだけでも記憶の定着に役立ちます。また、覚えていることと覚えていないことがハッキリしますし、わかっていることでも繰り返すことでより理解が深まる場合もあります。

 

まとめ

受験勉強は暗記が重要ですが、インプットに偏りがちな暗記は実はアウトプットをすることが大切です。覚えたことを口に出したり問題を解くことでアウトプットすることを繰り返すと、記憶が定着して忘れにくくなります。アウトプットするためにはある程度のインプットは必ず必要になるので、アウトプットを意識して勉強するとよいでしょう。

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