通信教育、無学年プリント学習、学習塾色々あって迷う…それぞれのメリット・デメリット
2020年02月01日
さまざまな勉強法があるので、その子に合った勉強法を選ぶことが大切です
どの勉強法を選ぶか
通信教育、無学年プリント学習、学習塾など、子どもの勉強をサポートする方法はいろいろありますが、どれを選べばよいかは迷うところです。勉強法にさまざまな特徴があるように、子どもにもそれぞれ個性がありますから、その子に合った勉強法を選ぶことが大切でしょう。
通信教育
メリット
通信教育のメリットは、自分の好きな時間に勉強ができるという点でしょう。しかも、最近の通信教育は、学校の勉強に連動して、教科書に合わせた問題を送ってくれたり、苦手なポイントを重点的にケアしてくれたりと、顔を合わせないものの手厚いサポートをしてくれるところが多いです。部活などで塾に通う時間が取れず、それでも学校の授業に合わせた予習復習をしたい、という子どもには最適でしょう。インターネットやスマホの普及で、質問ができるシステムが充実しているところも少なくありません。
デメリット
教材はどんどん送ってくるものの、自分で計画を立ててしっかりやらないと、結局やらずじまいになってしまうことも多いのが通信教育です。あくまで自分でやる勉強なので、ついテレビを見たり、ゲームをしてしまうタイプには向きません。
無学年プリント学習
メリット
無学年プリント学習は、一つ一つの単元が出来たら次の課題に取り組む、といった形で進んでいきます。学年で分けるのではなく、その子のペースで進めて行けるのが魅力です。単元をクリアする形で進めていくため、達成感を感じることができます。また、わからないけれどとりあえず次に進む、ということがないので、苦手な教科を作りにくいのもメリットです。
デメリット
学校の勉強とスピードが連動していないので、学校のテスト対策としては十分ではいかもしれません。また、子どもの意欲がないと、先に進まないタイプなので、あまり積極的でない子には不向きな面もあります。
学習塾
メリット
決められた時間に塾で授業を受けるため、その時間は確実に勉強をすることになります。さらに宿題もあるので、自分ではなかなか勉強机に向かうことができない子にはよいでしょう。塾によって、個別や集団などいろいろなタイプがあるので、子どもに合った塾を選べるのもメリットです。
デメリット
個別塾は費用が高かったり、集団塾は子どもが受け身になって身につきにくかったりと、デメリットもあります。個人塾から大手塾まで種類が豊富なので、自分の子どもに合った塾を探すのが大変です。また、地域や年齢によっては送迎が必要になります。
まとめ
通信教育や学習塾など、勉強法にはいろいろな方法がありますが、どの方法にもメリット・デメリットがあるので子どもに合った方法を選ぶことが大切です。子どもと相談しながら、お試しを受けるなどして選んでいくのが良いでしょう。