集団授業、個別授業、映像授業。子供に合ったものを選ぶポイント3つ

集団・個別などは、子供の性格や意欲に合わせて選ぶのがよいでしょう。

授業形態はいろいろある

学習塾の授業形態には、集団授業、個別授業、映像授業などいろいろなタイプがあります。子供によって、どの授業のほうが集中できたり、理解しやすいかなどの違いがあるので、その子にあった方法を選ぶようにしましょう。 

質問が得意かどうか

どんな授業形態でも、講師への質問はできるようになっているところが多いです。しかし、個別授業の場合はその場ですぐに質問できるのに対して、集団授業の場合はその場で手を挙げて質問できるような性格でなければ、後で講師のところに出向いて質問する形になります。映像授業になると、電話やメールなどでの質問になるので、回答が後になることもあるでしょう。質問するということに対するハードルは、個別、集団、映像の順に高くなっていくので、質問するのが苦手な子供は個別のほうがよいかもしれません。 

学習進度はどうか

先取り学習でどんどん学習を進めていきたいという場合は、集団授業が適しています。一方、授業でわからない点を説明してもらって理解していきたい、という場合には個別授業が最適です。質問しやすく、理解できているかどうか講師も確認ができます。映像授業の場合は、気軽に質問はできませんが、何度も繰り返し見ることができるので、その点では苦手分野の克服にも適していると言えるでしょう。 

本人の意欲はどうか

集団授業の場合は、学校のように講師が子供たちの前で説明をする形式で進んでいくので、意欲的に学習に取り組まないと、授業に取り残されてしまいます。講師からは生徒を見るといっても集団の一人ということになりますので、ひとりひとりがどれくらい理解できているかは確認が難しいのです。映像授業の場合は優秀な講師による講義が受けられるので、やる気がある生徒には非常に有用ですが、その一方で講師の側からは全く生徒が見えないため、本人に意欲がないと身につかないことも多いです。それに対して個別授業は1人か2人の生徒に対して講師が1人ずっと側で対応してくれるので、子供はわからないことがあればすぐに聞けますし、宿題などについても手を抜くことはできません。授業中にぼーっとすることもないでしょう。なかなか勉強する意欲がわかない子供には、個別の手厚いサポートが必要な場合もあります。

まとめ

学習塾を選ぶ際に、集団授業の塾を選ぶか、個別授業の塾を選ぶか、もしくは映像授業を利用するかは悩むところです。どれもメリットやデメリットがあるので、子供のタイプに合わせて選ぶようにするとよいでしょう。